脚やせを目指すためには何よりも「代謝」をあげることが大切です。

運動や入浴・マッサージなどもありますが、1日5分で無理なく簡単に続けられる「ツボ押し」をおすすめします。

夕方になると脚がパンパンにむくんでしまい美脚とは正反対の醜い姿になってしまうことを悩んでいる女性もいますし、上半身はやせているのに下半身太りが気になる人もいるでしょう。

そんな方へ是非とも呼んでもらいたい美脚に効果的な足ツボをご紹介します。

足ツボマッサージ

押すだけでいた気持ちいい刺激を続けるうちに、むくみしらずですらっとした細くきれいな足を手に入れることができますよ。

脚が太くなる原因は?

脚が太くなる原因
脚は心臓から一番遠い場所にあり、重力の影響を受けやすい場所だといわれています。

そのため夕方になるとむくみやすくなり、そのままにしていると血流の滞りによって脚が太くなってしまいます。

脚のむくみは余計な「水分」が体に滞った状態になります。

本来水分は人間の体にとって必要不可欠なものになり、細胞に栄養や酸素などを運び体全体の調子を整えています。

それらの役目をおえた余計な水分が、心臓から一番遠い脚にたまったまま滞ってしまうのです。

この状態を続けていると脚が太くなるばかりか、セルライトが増える原因となり、健康や美容にとっても逆効果になってしまいます。

特に全体はほっそりとしているのに、脚などの下半身太りで脚が太くなっている場合は、これが原因となっている女性が多いのです。

ツボってなに?どんな効果があるの?

足ツボとは
美脚に効果的なツボと言われても、どうしてツボにそんな効果があるのか不思議に思ったこともあるのではないでしょうか。

もともとは東洋医学のツボ指圧からきているものになり、人間の体には361個ものツボが存在しているといわれています。

人間の全身をめぐっている経路を「経絡」と呼び、その経路の主要ポイントにツボは存在しています。

体中に点在している小さなくぼみのことになり、そのツボを押してあげると美脚効果だけではなく、体のさまざまな不調などの健康面や美容にもさまざまな効果を発揮してくれるものなのです。

体の巡りを整えることで本来の体の健康を取り戻すことができるのです。

美脚などのスタイルを考えたときに、人間の体にとって溜まるのは美容にとってもNGポイントです。

TVを見ながらでも場所を選ばずに気軽にできることもあり、続けやすいのもポイントです。

脚痩せのツボ探し方とは?

足ツボ探し
脚やせに効果のあるツボを調べるとたくさん出てきます。

実は美脚に効果的なツボは人によっても個人差があり、全員が同じ場所をツボ押ししたとしても、同じ効果が得られるわけではないのです。

脚の長さや太さには個人差があるので、実際に押してみていた気持ちいいと感じる場所が、あなたにとって効果的な美脚のツボになります。

また脚のツボを刺激するときは、足の裏から足首にかけて行い、ふくらはぎ、太ももと徐々に上に上がっていくようにしてください。

どうしても下に行けば行くほど血流が滞りやすくなりますので、下から上に1か所のツボに3秒程度の時間をかけてゆっくりと刺激していくようにしましょう。

ツボ押しは強く押したからといって効果が高くなるわけではありませんので、正しい方法で行うようにしてくださいね。

ツボを押した後は脚のだるさや滞りが解消されて、翌朝すっきりとした美脚に生まれ変わっているはずです。

美脚に効果的な足ツボをご紹介

美脚に効果的だと言われているツボはたくさんありますので、まずはこのツボを刺激することからはじめて見てください。

【足の裏のツボ】

(1)湧泉(ゆうせん)

湧泉
脚の裏の真ん中より少し指によった場所にある湧泉は、美脚の代表ともいわれるほど有名なツボです。

名前を見てもわかるようにエネルギーの泉が湧くツボであることから名前をとっています。脚の指を少し内側に曲げたときにくぼむ場所になり、血流を促したり、老廃物を排出する効果が期待できるといわれています。

夕方に脚がパンパンになる人や、筋肉痛などの症状がある人にも効果的なツボだといわれています。

(2)太陽神経叢(たいようしんけいそう)

太陽神経叢
変わった名前のツボではありますが、美脚にはとても効果的です。

美脚に効果のあるといわれる副腎のすぐ隣にあり、親指と人差し指の間からまっすぐ真ん中まで進んだ場所にあります。

軽く押してみると心地よい感覚があるはずです。老廃物の排出や脂肪燃焼・新陳代謝促進などの効果があるといわれています。

【ふくらはぎのツボ】

(1)委中(いちゅう)

委中
膝の裏側のちょうど真ん中に当たる場所にある委中は、脚のむくみが気になる人や長時間立ちっぱなしでいることが多い人におすすめです。

水分代謝と血行促進の効果が期待できるので、脚に水分がたまっている人に特に高い効果を発揮します。

(2)三陰交(さんいんこう)

くるぶし
内側のくるぶしから指4本ほど上に上がった場所にあります。

実は女性に欠かせない万能のツボでもあり、軽く押したときに少しの痛みを感じる程度であれば多少のむくみがあるだけですが、激痛を感じるときは、腹部も冷えている可能性があります。

女性の子宮や卵巣が冷えていると不妊症などの原因となります。

自律神経を整えて、血流を促す効果があり、脚のむくみが気になっている人はぜひ試してみてください。

【太もものツボ】

(1)承扶(しょうふ)

承扶
太ももとおしりの境目にあるのが承扶です。滞りやすい下半身のむくみや冷えにも効果がありますし、ツボ押しでおしりを引き締める効果や脚長効果など美脚に導いてくれるポイントでもあります。

(2)無名穴(むめいけつ)

無名穴
血流の滞りやむくみ改善に効果のあるツボです。太ももの内側のちょうど中央部分に位置しています。

代謝を促進させる効果もありむくみを解消させ、脚やせに効くダイエット効果も期待できます。

1日5分の短時間でも、美脚に効果的なツボ押しは十分に続けられます。

毎日長時間の立ち仕事や歩いて疲れた時にもツボ押しをしてみると、翌日の脚の重さが驚くほど変わります。

滞りがちな下半身の血流や、水分を流して排出してあげれば美脚を手に入れるのも夢のような話ではありません。

巡りがいい体は太りにくい体になりますので、運動が苦手な人もぜひツボ押しで誰もが憧れる美脚を手に入れましょう。