下半身のむくみが気になって悩んでいる女性は多いのではないでしょうか。

外回りの営業さんだけでなく、デスクワークの女性や、アパレルや化粧品販売などの立ち仕事をしていると、夕方になるとパンパンに足がむくんでしまい、下半身の全体がぼやっとしたメリハリのない状態になってしまうことがあります。

下半身のむくみがあると、足を出したファッションもかっこよく着こなせなくなってしまいますし、彼氏に足が太いななんて思われてしまったら…と考えると憂鬱になってしまいます。

そもそもどうして女性は足を含め下半身のむくみが多いのでしょうか。その原因と対処法についてご紹介していきます。

下半身は特にむくみやすい!その理由とは??

座り仕事

人間の体の中で最もむくみが起きやすい場所はどこだと思いますか?実は下半身を含めた足が一番むくみやすいといわれています。

心臓から一番遠い位置にある脚は血液の流れが滞りやすいこと、重力の関係もあってどうしてもむくみやすい場所でもあるのです。

むくみというと立ち仕事の人に多いイメージですが、実際には座り仕事をしている人も下半身がむくみやすく、同じ姿勢を長時間続けている人はむくみには注意したほうがいいのです。

長時間同じ姿勢でいることで足の組織液の循環が悪くなり細胞の隙間に水分が停滞してしまいやすくなります。

水分が体に溜まるのがむくみの原因に

水分

下半身のむくみが気になると、あえて水を摂らないようにするのがむくみ対策だと思っている人もいるのですが、水分不足が原因になってむくみを引き起こしている可能性があります。

人間の体にとって水分は必要不可欠な存在です。

そのため水分不足を感じると水分を溜め込んでしまうのです。

むくみを起こさないためには水分を摂って排出を促してあげることも大切です。

1日の水分量の目安として1.5リットル~2リットルは水分を摂るようにすると、むくみにくい体を手に入れることにもつながります。

また水分はお茶やコーヒーなどの利尿作用がある飲み物だと、水分不足になってしまうことがあります。

お茶

またカフェインの過剰摂取になってしまうこともありますので注意してくださいね。

また糖質の多い清涼飲料水や炭酸・ジュースを大量に飲むのはおすすめしません。

できればミネラルウォーターを中心に水分補給するようにして、体に必要な水分を補給してあげるようにしてください。

疲れているときにも下半身がむくみやすくなるって本当?

疲れ

睡眠不足が続いたときや疲れているときに、下半身のむくみを感じたことはありませんか。

これは血液を体中に届けている心臓も疲労を感じてしまい、その機能が低下している証拠です。

特に足のふくらはぎなどは、心臓から全身に血液を循環させ、その血液を心臓に押し戻す働きをしているといわれています。

ふくらはぎに筋肉のない女性は特にむくみやすく、夕方になると足がパンパンになってしまうのです。

一般的に男性のほうが筋量も多いので足や下半身のむくみで悩んでいる人が少ないといわれています。

夜更かしをしたり、無理をした生活をしているとむくみが慢性化してしまう危険性もあります。

このタイプのむくみは寝てゆっくりと休暇を取ると、解消される場合が多いのですが、それでも解消されない場合は何かほかの原因が考えられますので、ただのむくみととらえずに早めに見直したほうがいいでしょう。

下半身のむくみ対策はどうしたらいいの?

疑問

下半身のむくみは一般的に一過性のものが多いので、翌日にはよくなっている場合が多いはずです。

でも足のむくみをそのままにしていると、足が太くなってしまうこともありますので、むくみは基本的にその日のうちに解消するようにしいてくださいね。

おすすめの対策をご紹介します。

マッサージでむくみを解消

マッサージ

下半身のむくみを解消するにはマッサージが一番効果的です。

足の先から足首、ふくらはぎ、太ももにかけて下から上に血流を促すようにしましょう。

イメージとして足に滞ってしまった血流や水分を心臓に戻してあげるようにすることです。

このマッサージをするだけでも翌日の足が驚くほど軽くなりますので、疲れた足をいやす意味でもマッサージを毎日の日課にしてあげてくださいね。

食事でむくみを解消

バナナ

下半身がむくみやすい人は、糖分や塩分の多い食生活をしている人が多く血液がドロドロになってしまっている場合があります。

またレタスやキャベツ・トマトなどの体を冷やす食べ物を中心にとっている人は、下半身がむくみやすくなってしまいます。

またカフェインの多いコーヒーや紅茶などの飲み物を飲んでいると、むくみやすくなりますので飲みすぎないように注意しましょう。

むくみにはカリウムを多く含んだ食べ物がおすすめです。

睡眠でむくみを解消

睡眠

睡眠不足は体の免疫力を下げ心臓の働きを弱めてしまいます。

むくみが気になるときは睡眠をしっかりととって体を休めてあげることも大切です。

また寝る20分前までにお風呂に入り体を温めてあげると、睡眠の質が良くなり深い睡眠がとれるようになりますので、生活習慣の改善を心掛けるようにしてくださいね。

運動でむくみを解消

運動

下半身や足に適度な筋肉をつけてあげるのも、むくみ対策には最適です。

運動不足はむくみの原因となりますので、意識的に運動をするようにしてください。

例えば、階段をのぼるなど最寄りの駅から1駅歩くなど、ちょっとした日々の運動がむくみ対策には効果的です。

年齢を重ねれば重ねるほどむくみやすくなりますので、意識して下半身のむくみにくい生活を心掛けるようにしてくださいね。

むくみの原因をはっきりとさせるためにも、加齢によるものと決めつけないようにしてくださいね。

この記事のまとめ

むくみのまとめ

下半身のむくみの原因についてご紹介しましたが、思い当たるものはありましたか?

日々のちょっとした習慣が下半身のむくみの原因となっている可能性がありますので、むくみが気になる人はぜひ実践してみてくださいね。

また、むくんで足に痛みを感じる場合やむくみが改善されない場合は心臓や肝臓などに何か疾患がある場合も考えられますので、病院を受診するようにしてくださいね。

たかがむくみと思って何もしないのは、むくみの改善にはつながりませんので、見直すようにしてくださいね。