太ももやお尻などの身体にできたボコボコしたセルライトで悩んでいる人は多いですよね。

比較的軽度なものであればセルフケアでも効果は見込めるのですが、ひどくなるともう自分の手には追えず、自宅でケアすることはほぼ不可能・・・。

そんな時にセルライトを撃退するのに活用したいのが、エステでの施術です。

でもセルライトエステというのは、実際どのような施術方法があって効果はあるのか気になりますよね。

そこで今回はセルライトエステの効果的な施術方法やメリット・デメリットについて詳しくご紹介します。

セルライトエステの効果的な施術方法

セルライト

セルライトは脂肪や老廃物が足や二の腕などに溜まり、そのままかたまってしまった状態です。

しかもひどくなると繊維状になってしまい、自分で落とすのは困難になります。

また、セルライトは骨盤の歪みが関連していることもあるので、まずはエステでセルライトの原因を見てもらう方が効率的でもあります。

そこでエステの出番なのですが、実際どのような効果的な技術が実施されているのかわからない人も多いですよね。

ではセルライトエステの施術方法を6種類見ていきましょう。

リンパマッサージで揉みほぐす

リンパマッサージ

セルライトの原因のひとつに、老廃物や水分が皮膚の下に溜まったことによるむくみが挙げられます。

このむくみは、冷えや運動不足などで血液の流れが悪くなると悪化しやすいのが特徴です。

さらにセルライトができてしまうとより血管を圧迫するので、余計に血流が悪くなります。

セルフケアでもできそうですが、エステでは揉みほぐす力の強さが全く違うのでより効果的なんですね。

リンパへの老廃物の流れを促進させ、セルライトを壊すことを目的としています。

エステでこのリンパマッサージをすることで体全体が軽くなったようになり、スッキリした見た目になっていくのです。

エステではリンパマッサージの他に、痩身マッサージなどという名称でメニューに加えられています。

ラジオ波でセルライトを分解

ラジオ波

ラジオ波はセルライトを除去するための専用機器で、体に溜まった水分を振動させて刺激を与えます。

水分が振動することで硬くなったセルライトを柔らかくすることができ、分解を促すのです。

ラジオ波は「高周波」とも呼ばれ、こちらの呼び名の方がなじみがあるかもしれませんね。

ラジオ波を当てることで体の奥に熱を発生させることができ、これを「ジュール熱」といいます。

体の奥の体温が上がることで、冷えにより下がっていた代謝をアップさせて体のめぐりが良くなる効果が期待出来るのです。

ラジオ波はほかのセルライトエステのメニューでもある、EMSやキャビテーションと組み合わせておこなうとより効果的です。

セルライトを除去するにはエステの単体メニューではなく、複数を組み合わせると良いのですね。

エンダモロジーの熱と振動で分解

熱

セルライトエステで使う専用機器は人の手では届かないような内部まで振動や刺激、熱を届けます。

エンダモロジーひとつで揉む、ほぐす、吸引するといった3種類の刺激を与えることができるのでより効果的なのです。

固まってから時間が経ったセルライトも強い揉みほぐしで分解する作用があり、肌をなめらかに戻していきます。

施術の際は専用のスーツを着てより振動が伝わるようにし、セルライトエステの効果を高めます。

エンダモロジーはフランスで生まれたセルライトエステで、代謝を高めることで血行促進やカロリー消費を上げる作用があるのです。

EMSで半強制的に筋肉を動かす

筋肉

通販番組などでよく見かける、お腹につけただけで筋肉を振動させるエクササイズマシンがあります。

このEMSは半強制的に筋肉を動かすことによって、筋力低下が原因のセルライトに対応することができるのです。

セルライトを除去するために運動をしようにも体力がない、また運動が苦手という人でも簡単におこなえます。

EMS単体でセルライトエステをするのではなく、ラジオ波やキャビテーションなどを組み合わせて施術することが多いのが特徴です。

セルライトエステの他には、スポーツ選手の筋力トレーニングにも活用されています。

キャビテーションで脂肪を破壊

破壊

キャビテーションは超音波の力で皮下脂肪に直接アプローチして、作られた気泡で皮下脂肪を破壊するセルライトエステ専用機器です。

その脂肪分解作用から「切らない脂肪吸引」といわれるキャビテーション。

痩身エステでは人気のメニューとなっていて、今最も話題性のあるセルライトエステの方法といっても良いでしょう。

キャビテーションを当てることで体内の液体から気泡が生まれ、それがどんどん集まって大きな気泡になり破裂します。

この衝撃で脂肪細胞を包む膜が破けて、中から中性脂肪が流れ出して血液とともに肝臓へ運ばれていくのです。

そして最終的には体外に排出され、残りはエネルギーとして消費されます。

セルライトエステでは温めてから施術を開始し、最終的にハンドトリートメントで整えていくのが一般的です。

セルライトエステは痛いって本当?

心配

セルライトエステの施術方法を見ていると、振動を与えたり脂肪細胞を破壊したり…なんだか痛そうなイメージですよね。

セルライトを除去するためのエステは、痛いって本当なのでしょうか。

セルフケアでリンパマッサージなどをすると痛みを感じることがありますが、やはりエステでも痛みは感じます。

ただ痛みを感じるということは、それだけセルライトが多いとも考えられますよね。

または、エステの施術をする人間の腕次第とも言えそうです。

セルライトエステの効果が出てきて、だんだん小さくなってくると痛みが少なくなってきます。

またセルライトエステをする前に十分温めないと、痛みを強く感じやすくなるのです。

施術中に痛みを感じた時には、その都度エステティシャンに伝えて苦痛がなるべく少ないようにしていきましょう。

セルライトエステのメリットとデメリット

セルライトエステは、メリットもあればデメリットもあります。

メリットとデメリットを天秤にかけた時、セルライトの効果による満足度が高いほど良いということですね。

では具体的にセルライトエステのメリットとデメリットについて、詳しく見ていきましょう。

セルライトエステのメリット

全身

セルライトの除去をエステでおこなうことのメリットは、なんといっても短時間で良い効果を実感できるところです。

エステに通う前と通った後では結果が大きく変わっているはずです。

セルフケアでは行き届かないケアがプロと専用機器の力で可能になるので、効率的ですよね。

またエステではプロの専門知識から、さまざまな生活におけるアドバイスをもらって参考にすることができます。

さらに、エステなら下半身だけでなく全身のケアも行うことができるのです。

セルライトができないようにする効果的な方法など、自分だけでは知り得なかった情報を得られるのです。

セルフケアでは限界を感じている人は、エステを利用して効果を最大限に活かすと良いでしょう。

セルライトエステのデメリット

費用

一方でセルライトエステのデメリットはというと、やはりそれなりの費用がかかるという点が挙げられます。

1回あたり2〜3万円かかるサロンが多く、それを月に換算すると10万円を超えてしまう場合も。

セルライトエステは1回おこなったから大丈夫というものではなく、何度も繰り返す必要があるのですね。

またセルライトエステをおこなったからといってそれで効果が出ておしまい、ということはないのです。

せっかくセルライトがなくなって脚が細くなっても、すぐにリバウンドしては意味がありません。

プロにケアしてもらった部分を維持できるように、自分でも食事内容に気を付けたりや運動をするなど、日常生活の中で意識をする必要があるんですね。

エステに行けばセルライトが無くなる!と期待していると、意外と効果がそこまで上がらないのが特徴なのです。

そのほかにも、一度エステに行くとしつこい勧誘を受ける可能性があることも覚えておきましょう。

行く前にネットで口コミやランキングを確認するのがおすすめです。

まとめ

脚痩せ

セルライトエステの効果的な施術方法やメリット、デメリットについて詳しくご紹介してきました。

どうやってセルライトを除去して、下半身太りを改善していけば良いのかお分かりいただけたでしょうか?

下半身が痩せるためには、セルライトをしっかり落とすことがオススメです。

セルライトエステの効果的な施術方法は、主に5種類あります。

セルフケアでは届かない体の内部に振動や熱を与えることで、脂肪細胞を破壊してくれるのです。

セルライトエステは短時間で効果的にセルライトを除去できるメリットがありますが、費用がかかったりセルフケアと兼用しなければならないデメリットがあります。

最近では無料でエステサロンが体験できるコースもあったりするので、そういったお店に行って探してみるのも良いでしょう。

エステ通いはなかなか大変かもしれませんが、1日でも早くセルライトをなんとかしたい人は、エステで効果的に脚痩せダイエットを試してみましょう。